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22話



今日はいつに無く日曜日だった。

変な日本語だというのは理解している。

けれど、この表現が一番しっくり来る感じがしたのだ。

本当に朝から夜まで、日曜日をこれでもかというくらい満喫した。

まあ、実際にやったことといえばテレビの前で

ひたすらコントローラーのボタンを押していただけなのだが。

今日は一日ゲーム三昧だった。


朝起きて、顔を洗って飯を食った。

いつになく暖かい、日差しの気持ち良い休日の午前中。

まずは日課となっているアニメのチェック。

今期一番の期待作の曜日なだけに、朝からご機嫌の僕だった。

30分という時間は瞬く間に過ぎて手持ち無沙汰になってしまい、

何をしたものか、と自分の部屋を漁りにいった。

ゲームの棚を弄っていると、ふと懐かしいタイトルが目に留まった。

二年ほど前にプレイしたゲームで、やりこみを前に挫折して

そのまま放置してしまった作品だった。

なんとなくそのソフトを手にとって、リビングに向かった。

特別気張って始めたわけではないのだけれど、

これが面白くて手が止まらない。

金髪のかわいい少女を巧みに操り大きな魔物を次々と薙倒す。

やばい、快感・・・。

それにしてもここでも金髪の少女、か。

向こうでポッキーとじゃれあっている彼女と、ゲーム内のこの子を見比べる。

「ん〜、どっちも捨てがたい。」

甲乙つけがたい勝負だな。

お菓子をねだって来ない分この子のほうが若干優勢か。

いや、でも彼女って、こうしてみると本当に二次元のキャラクターみたいだな。

纏っているオーラというか、身の回りの空気感なんかが、

今まで見てきたどんな人間とも違うというか、なんというか。

まあもっとも、地毛が金髪の人間を生で見るのがはじめてという

了見の狭い僕が言うことなんてあてにはならないだろうが。

でも、そのうち近所に魔物とか現れて、彼女が戦うことになったりしないかなぁ・・・。

武器は刀?二丁拳銃?それとも魔法かな?

あ〜、僕の人生、もっとファンタジックにならないかなぁ〜。





20XX/1/23 金髪美少女が空から舞い降りて主人公と一緒に戦う物語。いいな。


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